歴代のワンコたち

物心ついたときには、縁側の横に犬小屋があって、フワフワのワンコがいました。
   そのワンコは、『リリ』と言いました。
   『リリ』のことは、それ位しか覚えていませんが・・・
   あとから聞くと、情操教育のためと、父がバイクに乗って
   仕事から帰ってくるときに、
   ジャンバーの懐に入れてきたそうです。
   柴犬???だったはずですが。なぜか、フワフワに・・・

   次にやってきたのは、『エリ』です。
   子犬の中で、一人だけグレイで、育児拒否されていたそうです。
   親戚の叔母さんのの家から来ました。
   そして、『エリ』の子供の『ブッチ』。
   この親子は、しばらく一緒に暮らしていました。

   それから、父の会社に迷ってきたスピッツの『K』。
   『K』が、元気なうちに私が拾ってきた『L』。
   『L』の子供の『ロン』。

   家の子にならないまでも、この間に、何匹の子犬を拾ったでしょう。
   飼い主を探したことも、たくさんありました。

   最後に亡くなったのは『L』でした。
   この子も、ダンボールごと捨てられていた5匹の子犬のうちの1匹です。
   目の開いていないうちから育てました。
   一番長生きだったと思います。
   フィラリアになって手術も受けました。
   
   『L』が亡くなった頃は、父も亡くなっていて、兄が父の会社をついでいました。
   母も私も手伝っていました。
   面倒をきちんと見てあげられないから、動物を飼う事はタブーになっていました。
   それでも、野良猫を避妊、去勢して、ご飯をあげたりしていましたけれ
ど。